ハセガワ 1/72 F-35B
というわけでショウケンです。
今回はこちら
ハセガワ 1/72 F-35Bを製作していきます。
ハセガワのこのキットは2回目、イタレリを含めると通算3機目のB型です。
なので今回は…
フタを閉じてしまいます。なんでしょう…背徳感を感じる。
ついでに塗装も新たなチャレンジ。これまでは116番RLM66ブラックグレー+8番シルバーでしたが、8番の代わりにGX110 GXシルバーをたっぷり混ぜます。
テストの結果はいい感じ。
塗装開始
まずは光沢黒
そして機体色を載せます。シルバーとはいえあくまでもクリアカラーなので、発色させるには2〜3回ほどしっかりと吹きます。
開幕
皆が尻込みする理由ですね。僕はもう3回目なので何とも思わなくなりました(謎のマウント)
胴体中央の大きなギザギザの時点では面倒くさいと感じますが、以降は無心です。もはや諸々通り越してハイになってきます。
平日帰宅後を利用して5日間でマスキング終了。
もう片方の色は116番+306番です。
クリアコートしてデカール貼り。
イタレリ製作時に余ったマークを流用します。岩国のスペマです。
そんなこんなでデカール終わり。
そしてサッとウォッシング。
F-35の脚は真っ白ではありません。よーく観察すると面倒な塗り分けが。
パイロットも乗せます。
これで完成といきたいところですが
キャノピーコーティングが残ってます。
裏からスモークを吹いた後、さらにスモーク+クリアレッドを重ねます。
いよいよ完成。
パイロットヘルメットの白が映える。
各ハッチを閉めた状態で作ったのは初なので新鮮です。
垂直尾翼のマーキングはイタレリ用ですが、上部を少しカットしたぐらいで違和感なく収まりました。
画面の方が手間かかってるのに見てもらえない問題。
イタレリと比較。何から何まで正反対の仕上がりに。キットとしてはどちらも組みやすく素晴らしいです。イタレリの方が色々遊べて、ハセガワの方がスタイル良好でシュッとしてるといったところでしょうか。
というわけでハセガワ 1/72 F-35Bでした。
手元にアカデミーがあるのでそちらも手をつけたいところ。あとイタレリデカールのイタリアマーキングが残ってるので使いたいですね。
それでは。
ハセガワ 1/72 F-35B 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年11月28日
イタレリのデカールを使用しています pic.twitter.com/N3oNgk34qd
プラッツ/エデュアルド 1/72 MiG-15UTI
というわけでショウケンです。
今回はこちら
プラッツのMiG-15UTIを制作していきます。
OEMの航空機特選シリーズで、中身はお馴染みのエデュアルドです。
何で複座?
生で見たから。
実は韓国ソウルの戦争博物館に、北からやってきたMiG-15UTIが展示されているのです。
日本から一番近いMiG-15は台湾ではなく韓国にあります。しかも複座型。
改装工事などがあるので確実に見られるかどうかは不明ですし、2020年時点で情勢が怪しいのでしばらくは厳しそうですが…
早速製作。
コンソールパネルのデカールが付属しないのでそれっぽく手描き。どうせよく見えないし…
このキット最大の魅力はこの重り。
プラッツオリジナルの金属バラストが追加されています。
すっぽり収まります。テールヘビーの機体なので非常に助かります。
(バラ売りしてくれねぇかな)
シートはマスキングテープで。
大袈裟ですがこれぐらいの方がアクセントになります。
キャノピーは地味に面倒。
というわけで組み立て終わり。
特に困る点はありませんが、主翼前縁などの貼り合わせがちょっとズレて、思ったより処理に時間がかかりました。
塗装開始。
まずは光沢黒。
シルバーは8番ではなく、特色の航空自衛隊機アルミナイズドオールドタイマーカラーセットに入っている、アルミナイズドシルバーを使用。
8番より明るくフラットに仕上がるので個人的に重宝してます。
(バラ売りしてくれねぇかな)
ちなみにシルバーにクリアーを少量混ぜています。混ぜることでコートをかけた際に輝きが落ちるのを若干抑制するのと、塗膜が強くなります。
エアブレーキは微妙にトーンを変えましたが微妙すぎた。
デカール貼って…
さっとスミ入れして…
完成!
複座になるとずんぐりむっくり感が増しますね。
というわけでプラッツ/エデュアルド 1/72 MiG-15UTIでした。1週間で出来ました。
次作るときは単座ですかね。
それでは。
プラッツ/エデュアルド 1/72 MiG-15UTI 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年11月9日
1週間でサクッと組みました pic.twitter.com/OYQ88FdIU4
スペシャルホビー 1/72 He162
というわけでショウケンです。
今回はこちら
スペホビ最新作、ハインケル He162を作っていきます。
タミヤやトライスターでお馴染みの機体ですが、1/72だとドラゴンのアレかホビボのイージーなんちゃらか滅多に見かけないレベル(元フロッグ?)ぐらいでした。
そこに突如現れた完全新金型。
既にこの時点で決定版となることが確約されています。
パーツ数はこんだけ。何かスペホビっぽくないような…
まあ先に進みましょう。
合いは極めて良好でパチパチと組み立てられます。
コクピットはシートベルトのデカールがあるのでストレートでこの仕上がり。
ギアベイも少ないパーツ数ながらよく出来てます。
コクピットとギアベイは内部に挟み込む際、隔壁の一番膨らんでいる箇所が干渉するので、軽く削っておくと綺麗に収まります(重要)
ということで組み立て終わり。
塗装はよく分からんので適当。
そもそも2色の緑の区別が怪しい。
今回塗り分けにやたら苦戦してグダグダ…
デカールはコーション類もあったんですが確認できなかったので1枚のみ。
このキット、機関砲が再現されていないので
余った棒状のパーツを適当にポチッと。
細かいパーツを付けていよいよ完成…
ん?
薄々気づいてはいましたが尻餅。
しかしご安心ください。
エンジン搭載部の中身は空洞になっています。
なので…
とにかく前方に重りを詰め込めば大丈夫。
一件落着。前脚の強度はそれなりにあるので問題ありません。
と言うわけで完成しました。
黄色の3番(120072)はイギリスが接収。ラウンデルを付けて試験飛行などをしていましたが、ある日操縦ミスにより墜落。英空軍パイロットが亡くなりました。終戦後に牙を剥いた機体でした。
というわけでスペシャルホビー 1/72 He162でした。
非常にサクサク組み立てられます。小粒ですがカッチリしていて好印象です。
CMKのレジンパーツを投入すればエンジンまで再現できますのでいかがでしょうか。
それでは。
スペシャルホビー 1/72 He162 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年10月31日
非常に組みやすかったです pic.twitter.com/Yxa3xvf0qv
ホビー2000 1/72 SBD-5 ドーントレス
というわけでショウケンです。
今回はこちら
パッケージ全景が映っとらんのじゃあ
ホビー2000のドーントレスを作っていきます。
そもそもホビー2000とはなんぞや?
ポーランドのアルマホビーが展開するブランドです。
↑アルマホビー 1/72 FM-2
アルマホビーはオリジナルインジェクションキットをリリースしていますが、ホビー2000はOEMとして、主に日本メーカーのパーツにカルトグラフデカールと塗装マスクシートを追加したキットです。
これまでにOA-4MやD.520、アベンジャーなどなど定番落ちしているキットをチョイスしているため、ラインナップがとにかく刺さります。
逆輸入の形になるため、どうしてもお値段は高くなってしまいますが…
ただ、中古でプレ値のキットを買ってさらに別売デカールを用意すると…と考えると、一括で済むのでべらぼうに高いというわけでもなさそうな。
というわけで中身はハセガワです。
ベルトはマスキングテープでそれらしく。
さてさてドーントレスといえば穴の開いたダイブブレーキですが、キットでは開いていません。さらに上下面が一体成形のため、開口はなかなかしんどそう。
ということで
とりあえず切っちゃいます。
そしてホビーランドで入手した、アイリスのレジンパーツを投入…
どうやって切り出すんだよ。
なんとか割らないように慎重に…
うまく出来ました。
しかし薄い膜が張っているため、結局全部の穴をデザインナイフで開口する羽目になりました。
工事完了です…(達成感)
なんやかんやで時間かかりました。
少しの擦り合わせで主翼側に合います。
ただせっかく別パーツ化したので開きたい。
というわけで1mmの三角プラ棒を用意。
これを主翼の切断面に装着。
こうすることで、フラップと主翼の接地面を増やし、さらに角度が勝手に決まるようになりました。
というわけで組み立て終わり。ハセガワなので困ることはありません。
まず黒
ディープオーシャンブルー
ワントーン上げて…
省略。
詳しい説明は月刊モデルアート2020年10月号ニューキットレビューの「アルマホビー 1/72 FM-2 ワイルドキャット」を参照されたし。
塗ったはいいんですが、実機の塗り分けがとても曖昧。そして全体的にボカし幅が広いように見えます。
なので塗り分けラインをボカしました。
これでヨシ!
デカールは前述のようにカルトグラフ製。
非常に貼りやすいです。マーキングは海兵隊機。スコアマークの数がすごい。
最後の最後でピトー管を無くしたので、伸ばしランナーで自作。
というわけで完成。
マーキングは米海兵隊VMSB-231。ルーツは1919年と非常に長い歴史を誇ります。トランプのスペードのエースをモチーフにしたマークで、そのまんまの意味で「エースオブスペーズ」という名前が付けられました。機首に描かれたスペードのエースが見えるでしょうか。
太平洋戦争時はマーシャル諸島に配備され、南西方面攻略に貢献。
現在はVMA-231としてハリアーⅡ+を運用し、2026年にはF-35Bを受領する予定です。
張り線はメタルリギング。
というわけでホビー2000 1/72 SBD-5 ドーントレスでした。
映画を観た勢いで作りましたが、やりたいことは出来たかなと思います。
いつか劇中仕様でもやりますか。
今回はここまで。
ホビー2000 1/72 SBD-5 ドーントレス 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年10月6日
ハセガワのパーツにカルトグラフデカールが付いたキットです
アイリスのレジンパーツを投入してフラップを開けました pic.twitter.com/HEmomoizcG
タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二一型
というわけでショウケンです。
今回はこちら
二一型は久しぶりです。
コクピットから。
専用色が出ていますが、個人的な好みで364番エアクラフトクレイグリーンBS283。
そんでタミヤの零戦に組み立てのポイントなんてありません。何一つトラブルが発生しないのですから。
塗装にいきましょう。
下地に黒
次にタミヤラッカーの灰緑色を一度薄く乗せて、同じくタミヤラッカーの白を少量足してワントーンアップ。
塗装完了。クレオスの灰緑色より少し緑が強い印象です。
プロペラ裏の黒は、ハイキューパーツの円形マスキングシールを使うと楽。
デカール貼りにいきましょう。
ライトが邪魔して日の丸が密着しません。
そこでタミヤのマークフィットスーパーハードを乗せて
放置。
乾燥すると密着します。
中途半端にいじるとぐちゃぐちゃになるので、完全乾燥してからナイフを入れたりしましょう。
そんな感じでデカール終わり。瑞鶴搭載の佐藤正夫大尉機にしました。
デカールをコートした後、タミヤエナメルのジャーマングレイでスミ入れ。
スミ入れについては月刊モデルアート10月号がオススメ(ダイマ)
おかげさまで売れ行き絶好調です。
ちなみにニューキットレビューにてアルマホビー 1/72 FM-2 ワイルドキャットの作例を担当してますので、そちらも合わせてよろしくお願いします。
月刊モデルアート2020年10月号 - モデルアート 通販サイト
脱線したので戻りましょう。
排気煙跡の表現はタミヤのウェザリングマスターでサクッとやっちゃいましょう。
化粧品みたいな中身を化粧品みたいなスポンジで取ります。
そんで擦るように乗せるだけ。
簡単に出来ました。
そんな感じで完成。
プロペラはパーカッションジュラルミンです。クリアーコートさえしなければ、かなり輝いた銀になります。
不安だったので光沢クリアーをごく少量混ぜて吹きつけることで塗膜を強化しています。
張り線はメタルリギング。
真っ直ぐピンと張るの難しい…難しくない?
定番キットもいいですね。
ん?定番…?
お知らせです。
月刊モデルアート2020年11月号が発売されました。
特集は「定番でどうでしょう!?」
1/72スケールの飛行機模型定番キットにフォーカスを当てて、キット比較やひと手間加えた楽しみ方を広げていきます。
もちろん零戦も載ってます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
月刊モデルアート2020年11月号 - モデルアート 通販サイト
それとモデルアート公式noteにてサンプル公開中。こちらも合わせてどうぞ。
【サンプル公開】月刊モデルアート2020年11月号|モデルアート公式|note
というわけで今回はここまで
それでは。
タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二一型 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年9月20日
サクッと仕上げました pic.twitter.com/U4gUeUTbup
タミヤ 1/48 F4F-4 ワイルドキャット
というわけでショウケンです。
今回はこちら
タミヤ 1/48 F4F-4 ワイルドキャットを製作していきます。
傑作機シリーズって箱絵かっこいいんですが何かこれだけは…
早速コクピットです。少ないパーツ数ながらよくできてます。
そして内壁を取り付け。主脚の巻き上げチェーンはモールドされてるので塗り分け。
シートベルトはマスキングテープでそれっぽく。
どんどん進めていきますが、まずは表面を見てください。
綺麗なパネルラインに凹凸リベットが全面にびっしりと…
傑作機シリーズ内でも珍しい表現ですね。
そんでパーツ数は少なく合いは流石のタミヤといったところで、組み立ては一瞬です。
塗装にいきましょう。
まずは黒。リベットがどんだけバチバチかが伝わるかと。
今回はこの2色を混ぜて上面に吹きます。
バーっとやっちゃって
白を足してワントーンアップ。
下面は311番です。
ここで作っている機体のマーキングを発見できました。歩行帯がありますね。
パパッとマスキングして黒吹き付け。
これがあるだけで全体が締まって見えます。
さてさてデカールですが、凹凸リベットの表面に果たして貼れるのか…
こんなものがタミヤから出ました。
名前からして凄そう。
実際に使ってみると…
なんということでしょう
見事に馴染んでいきます。リベットのてっぺんはどうしようもないのでリタッチしますが。
そんな感じでデカール終わり。
汚していきます。
サッとウォッシングするだけでリベットが強調されます。
排気煙はエアブラシで吹き付け。
タイヤは自重変形にするので、2つ重ねて固定して削ります。
今回はこれだけではありません。
同じくタミヤのこちらを作ります(一部だけ)
ちなみにトラクターはフォード 9Nというものだそうです。
それでは完成。
久しぶりに外ロケ。
マーキングはVGF-29(第29護衛戦闘飛行隊)です。
護衛空母に搭載されていました。
こういうアイテムがあると引き立ちます。
というわけでタミヤ 1/48 F4F-4 ワイルドキャットでした。
非常に組みやすくモールドも素敵な良いキットでした。
72でもワイルドキャット作りたいな…
ん?
お知らせです
月刊モデルアート2020年10月号ニューキットレビューにて、アルマホビー 1/72 FM-2 ワイルドキャットの作例を担当しました。
組み立てのポイントや塗装、「ワイルドキャットなのにFM-2って何?」という話もしてます。
特集はスミ入れです。
【サンプル公開】月刊モデルアート2020年10月号|モデルアート公式|note
こちらからサンプルがご覧いただけます。
そんな感じでよろしくお願いします。
というわけで今回はここまで。
それでは。
タミヤ 1/48 F4F-4 ワイルドキャット 完成しました
— ショウケン (@kn20154) 2020年8月15日
同じくタミヤのパイロット・モトタグセットも合わせて作りました pic.twitter.com/78sEmOL7s1
エデュアルド 1/72 スピットファイア Mk.Ⅸ
というわけでショウケンです。
今回はこちら
エデュアルドのスピットファイアを作っていきます。某店のセールで入手したやつ。
そしてここにあるものを足します。
KPのスピットです。完全にデカール要員。
ソ連仕様にしたいと思います。
実は以前、モデルアートの作例でエデュのスピットは作りました。
この時はシルバースピット。
ちなみに2020年1月号です。表紙のAMKトムキャットも担当してますので何卒。
http://www.modelart-shop.jp/?pid=147095565
電子版も発売中です。
www.shinanobook.com/genre/book/4462
余談は置いといて製作にいきましょう。
コクピットから
プロフィパックなのでエッチングパーツがモリモリですが、サクッといきたいのでカラーエッチングだけ使うブルジョワモデリング。
そんで組み立てに手間取る箇所はありません。キャノピーはマスクシートが付いてるので楽チン。
塗装にいきましょう。
まずは黒で
上面は320番濃松葉色。
さらに白を足してワントーンアップ。
下面はRLM65ライトブルーにスカイブルーを足して青みを強く。
最後に白帯やらペラ塗って基本塗装は終了。
デカールは前述の通りKPから。
質は…普通に貼れるといえば貼れるとだけ言っておきましょう。
機体が単色で味気ないので排気煙でアクセント。
この後ウォッシングして(写真忘れ)
完成です。
搭乗していたのはスペイン人パイロットのフアン・ラリオ・サンチェス。
イギリスの戦闘機をソ連で飛ばすスペイン人。何が何だか。
というわけでエデュアルド 1/72 スピットファイア Mk.Ⅸでした。
他にもやりたいネタはあるので近いうちに作りたいですね。
それでは。
エデュアルド 1/72 スピットファイア Mk.Ⅸ 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年8月22日
KPのキットからデカールを持ってきてソ連仕様にしました pic.twitter.com/Jdr7wMGrwW