童友社 1/700 UボートⅨC
というわけでショウケンです。
また1ヶ月空いてしまいました。
といっても書くことなんもありません。バリとか処理して塗れば終わってしまいます。
台座含めても10パーツちょっとしかないんだもん。
2色で基本塗装終了。明るい方は308番、暗い方は13番です。
そんで軽くウォッシングしたら完成です。
1日あれば終わってしまうぐらい簡単です。
潜水艦作ってみようかなという方や疲れてしまった方の息抜きにでもどうぞ。
あまりにも内容がありませんが今回はここまで。
それでは。
童友社 1/700 UボートⅨC 完成しました pic.twitter.com/eGIHLcOQWt
— ショウケン (@kn20154) 2020年7月30日
タミヤ 1/48 T-55
というわけでショウケンです。
作例作ったりでまた1ヶ月空いてしまいました。
お知らせです
月刊モデルアート9月号が発売になりました。
特集は「日米軽/護衛空母」ということで、正規ではない空母にフォーカスを当てます。
大鷹だったりボーグ級だったり、地味ですが重要な存在だった船の紹介や役立つ技法をまとめました。
かなりこってりした内容になっています。
そして
英国成分が多い今回のニューキットレビューで、イタレリ 1/72 F-35Bの作例を担当しました。
実はこれまでは特集要員だったのでニューキットレビューでは初です。
「ギザギザ塗ってないやん!」と思われそうですが詳しくは本文を読んでいただいて…
さらにエアフィックス 1/72 ハリアーGR.9も登場。
ホントにオマケで「イギリスのF-35Bならハリアーと並べたカットも!」とか言って勝手に持ち込んだんですが、堂々1ページも掲載になっていました。
お買い求めは全国の書店、模型店、通販サイトで。
www.modelart-shop.jp/?pid=152436921
よろしくお願いします。
本題に戻りましょう。
待ちに待ったキットです。
お手頃サイズで嬉しい。
いきなりですがフェンダーを切り飛ばしたり曲げたり…
今回1番嬉しかったのは転輪の突起。
慣れてないと意外と苦戦する部分連結履帯ですが、スタート位置がバチッと決まるのでズレたりすることなく組み立てられます。
そんなこんなで組み立て終わり。
今回はイラクあたりの中東イメージで作るので、装備品は極力減らしてます。ボッコボコにされてるので、ここには載せませんがゲッティあたりでいくらでも写真が閲覧できます。
塗装開始
まずはレッドブラウン。
そんでセールカラーにダークイエローあたりを混ぜてサンドカラー。
単色でも良かったんですが、フリーハンドで緑を入れます。
パパッと塗り終わり…と言いつつ履帯回りはチマチマやってました。
コートしてバフでアルコール落とし
適当にウォッシングして…
ハルレッドなどでスポンジチッピングをしたりしました。
あとはつや消しで仕上げます。
戦車兵も塗りましょう。
髭と濃い目の眉毛を描いて肌の色を調整するだけでそれっぽくなった気がします。
最後にツヤを落とせば完成。
というわけで写真ドーン。
なんやかんやでT-55は初めて作りました。
いい感じに仕上がった…の?
普段作り慣れてないので分かりませんね…
というわけでタミヤ 1/48 T-55でした。
次の48MMは何が来るかな?
それでは。
タミヤ 1/48 T-55 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年7月26日
イラン辺りをイメージしてます pic.twitter.com/P9hU3x8maB
童友社 1/700 033型潜水艦
というわけでショウケンです。
作例を作ってたら1ヶ月も放置してしまいました。人の金どころか会社の金でプラモ作ってました(お仕事)
宣伝です(先制攻撃)
月刊モデルアート8月号が発売になりました。
特集は流行り(?)の「密」です。
三密ではなく精密の「密」。
近年広がりつつある3Dプリントパーツを組み込んでみたり、リベット打ちのコツをまとめたり、そこら辺にあるようなものでディテールアップをしてみようという趣旨です。
もちろんストレート組みがどうとかそんな話ではありません。「ディテールアップしてみるのも面白いですよ」というお誘いです。
http://www.modelart-shop.jp/?pid=151916119
さらにもう一つ
航空自衛隊アグレッサーアーカイブス01 1990-2003年編も発売。
T-2からF-15DJへの機種転換後、敵役として施された識別塗装(迷彩じゃないよ!)を網羅しています。年代ごとにイラストと写真で各機を解説。今回は第一弾として2003年までを収録しています。第三弾まで予定しており、2020年分までやります!
さらに当時の飛行教導隊で最初にF-15DJの識別塗装を施した元空自の方々へのインタビューも掲載。空自アグレッサーの歴史をまとめた本となっています。
http://www.modelart-shop.jp/?pid=151916170
よろしくお願いします。
久しぶりに投稿したと思ったら宣伝かよと言われかねないので戻ります。
サクッとやっていきましょう。
童友社の033型潜水艦です。実売で700円ほどのお買い得価格。
パーツ数がこんだけ。貼り合わせれば終わり。
ただ合わせ目消しがあるという…そんな苦でもないですが。
塗装しちゃいましょう。
今回やりたいのはこちら。
大雑把に言うと、ソ連のロメオ型(633型)を中国では033型(本キットタイトル)として建造し、この033型を北朝鮮国内で生産したのが写真の潜水艦です。
金正恩が視察で乗艦して色々と話題になりました。
391番ターコイズグリーン(ソ連機コクピット色)に暗緑色を足してトーンを落としたものを吹きます。
せっかくなので艦橋の窓もやりましょう。
これ以上ないベストショットが転がってました。
さらに黒デカールをひと回り小さく切り出して重ねます。塗るよりはシャープ。
あとはウォッシングしながら縦方向にストレーキングっぽいことをしたり、ウェザリングカラーのラストオレンジを描き込んだりしたら完成。
台座は黒を塗って文字を消しました。
真っ黒が多い潜水艦の中でこの色は目立ちますね。
かなりいい色調になったと思います(自画自賛)
というわけで童友社 1/700 033型潜水艦でした。
サクッと組める…組めるというかほぼ出来てる状態なので、塗るだけで満足できます。土日で終わるんじゃないですかね。
Uボートあたりも買おうかね…
それでは。
童友社 1/700 033型潜水艦 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年6月25日
これからの季節にピッタリな爽やかなカラーリングにしました(すっとぼけ) pic.twitter.com/Mk5CU03Dlt
ハセガワ 1/72 AV-8B+ ハリアーII+
というわけでショウケンです。
前回(https://kn20154.hatenablog.com/entry/2020/05/09/202107 )に続いて
今度はⅡ+を作っていきます。
基本工作については前回と同じなのでほぼ割愛します。
機首と本体の接合。若干分かりにくいのですが、やはり段差が出ました。IIに比べてⅡ+の方が段差が大きかったです。
Ⅱ+はレガホに搭載されているものと同型のレーダーに換装したため機首が伸びました。これによりAMRAAMを運用できるようになったのです。
今回は載せませんけど。
センターパイロンを付けます。
開口指示はありませんがちゃんと薄皮になっていますし、不要部品として用意されているので使います。ライトニングを吊るしたいので。
本体はあともう1箇所
IIとII+ではLERXのパーツが異なります。取り付けてみると若干合いがよろしくないので、赤丸の箇所を軽く削っておきました。
吊るしものにいきましょう。
やはりこれは載せたいなということで課金。
エデュアルドブラッシンのマーベリックです。
ほぼ改造なしで取り付けられます。
ライトニングはアカデミーのF-16から。
これが本当にライトニングなのかは分かりませんが、どうせ隠れてよく見えないので気にしません。
GBU-38は同じくアカデミーのF-15Kから。
スナップフィットゆえのクソデカダボ穴がありますが、埋めてしまえばスタイル良好です。
あとはキット付属のサイドワインダーと増槽を付けてフル武装にします。
それでは塗装。
黒。
タイヤブラック。これは余計だったかも
青みを出すためにジャーマングレーグラウ。
上から305番。非常に分かりにくいですが、瓶生よりは少し青いです。
下面はライトブルーと307番の混色。
これにてエアブラシの工程終わり。
続いてデカール貼りですが
カラカルを使います。これで現行仕様の塗装が作れるのです。
そんで実際貼ってみると…
君なんか色違くない?
なんということでしょう。本来であればマーキングは下面のライトブルーと同じ色なのですが、カラカルのは見事なガルグレー。心が折れそうです。
仕方がないので筆で上塗りします。
はっきり言って推奨できませんが、ラッカー塗料をデカールの上から塗ってます。
「デカールが溶けるのでは?」という話なのですが、それはおっしゃる通り。
じゃあなんでそんなことを…という感じなのですが、ツルツルのデカールの表面に水性塗料を上塗りしても弾かれてしまいます。
ラッカー塗料で上塗りするとデカールの表面がジワジワ溶けます。そうすると表面が荒れて塗料がしっかりと定着するというわけです。
つい先ほど言いましたが推奨はしないのでやるなら自己責任で。
そんなこんなでガルグレーを全て上塗りしました。多少のムラはウォッシングとかで気にならないレベルになるでしょう。
というわけでウォッシング。いい感じに馴染んでくれました。
排気汚れは前回同様。やや抑えめにしています。
今回もパイロットを乗せます。
サムズアップしてる彼。
今度は後席から機種転換。
ヘルメットを塗り直しただけです。シートベルトはマスキングテープで再現。HUDの工作は前回参照されたし。
完成かと思いきや最後にトラップ。
左右のガンポッドを繋ぐスロープ状のパーツがあるのですが、どう考えてもセンターパイロンと干渉します。まぁパイロン自体が不要パーツだったのに使ってるわけですから文句は言えませんが…
じゃあ実機はどうなってんの?
付いてる。
どうなってんのこれ。
仕方がないのでパイロンを斜めにカットしました。あとはライトニングを吊るしてしまえばさほど違和感はないかと。
というわけで完成です。
遂に現行仕様のハリアーが出来ました。現行仕様といってもこのマーキングの部隊からは退役しましたけど。
VMF-211は太平洋戦争開戦直後のウェーク島の戦いにて、日本側の空襲を免れた4機のワイルドキャットで駆逐艦如月を撃沈するなど奮戦した功績から"Wake Island Avengers"という名前が付いています。
太平洋戦争終結後にVMA-211に改編し、スカイレイダー、スカイホーク、そしてハリアーと乗り継いできました。
2016年にハリアーが退役。F-35Bを擁するVMFA-211として生まれ変わったのです。
マーベリックのシーカー部分はカットして、Ⅱ+では不要部品のX2を付けました。
ライトニングが色々とスレスレだけどしゃーなし。
というわけでハセガワ 1/72 AV-8B+ ハリアーII+でした。
キット代よりアフターパーツの方が4倍ぐらい費用がかかりましたが、長らく構想してたイメージを形に出来たので非常に満足です。
それでは。
ハセガワ 1/72 AV-8B+ ハリアーIIプラス 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年5月13日
デカールはカラカルのものを貼った後に筆で重ね塗りしてます
吊るしものは色々寄せ集めました pic.twitter.com/3KEEL8aa1K
1/72 EAV-8B マタドールII
というわけでショウケンです。
今回はこちら
同時進行でいきます。
どっちも作りたいなということで塗装前まで製作します。
ちなみに2個同時製作は効率が良さそうに感じますが、単純に作業量が2倍になるだけなのでオススメしません。
キャノピーのパーティングラインを一度に4回も消さなくてはなりません。磨くのも4回。
さてハセガワのハリアーは昔作った(仕上げで失敗してぶん投げた)のですが記憶があまり無いので初めての気持ちで作っていきます。
まず仮組みしてみると
インテークの例のパカパカするところから謎の隙間が見えます。目立つ箇所なので処理。ただパテで埋めようとすると大変ですし削ってる間に他の箇所までやっちゃいそうなので、パテは最小限にします。
まずは該当箇所にプラ材を付けます。
そして赤線で示したように斜めに削ります。この辺りは本体側との擦り合わせが重要。
再度取り付けたらこんな感じ。あとはラッカーパテをちょちょいとすれば埋まります。
続いて胴体の貼り合わせですが
説明書では貼り合わせ済みの胴体にレドーム(N1,2)を接着するようになっています。
レドーム分割のキットの大半はこうなるでしょう。
しかしほとんどの場合、問題が生じます。
レドームと胴体の径が合わないのです。
もっと簡単に言えばレドームと胴体の接合面にズレが生まれます。
よっぽどの精度じゃないと無理です。
例えばレドームの分割がちょうど塗り分けラインだとか、レドームは左右分割で胴体は上下分割みたいな場合はあまり気にしなくてもいいかもしれませんが…
今回はガッツリ目立つし処理しやすいと判断して
まず左右のレドームをそれぞれ胴体に取り付けて一体化します。
この時とにかく外側がツライチになるように注意します。
すると
外側を綺麗に揃えると内側でズレが生じました。説明書通りに作るとこのズレが外側に来ていたのです。
でも内側のズレなら処理しやすいですし、多少隙間が空いても合わせ目消しの段階で埋まるので大丈夫。
そんなこんなで左右の貼り合わせ終わり。
続いて主翼下面の穴埋めですが
まずは伸ばしランナーをやや太めに作ります。
細くなった真ん中でカットして
ダボ穴に差し込みます。
雑イラスト解説
上の緑のようなぴったりの径を探して差し込むのは面倒ですしどうしても隙間が発生します。一方で下の青のように適当な逆円錐を差し込んでいくと、適切な径になったところで勝手に止まります。隙間なく埋めることができるのです。
あとはカットして、気になるようであれば軽くヤスれば問題なし。
給油プローブですが
機体に合わせてみるとガバガバ。擦り合わせに四苦八苦してしまいました。
最終的にスコードロンパテで無理矢理隙間埋め。
なおウォッシング時に外れた模様。
あとは主翼を接着するだけですが…
分割ラインが何かおかしい。実機写真を観察してみるとモールドの位置も違う。
というわけで面倒ですが埋めました。
こちらがキットのままのモールドで
彫り直し後。微妙っちゃ微妙ですが…
そんなこんなでようやく組み立て終わり。
ここからは1機ずつ塗っていきます。
黒吹いて
全体に307吹いて
308にちょこっとキャラクターホワイト添加。
フラップの付け根は塗り分けられてるのでマスキング…マスキングの間隔は太いのが1.5ミリ、他2本が1ミリです。
308とキャラクターホワイトの1:1。キャノピーのシーリングは番号忘れた。
大事なところを忘れていました。
インテークのカパカパするところは白になってます。
デカールを貼っていきましょう。
今回使うのはこちら
CtAの別売デカール。これでスペイン海軍仕様のハリアーⅡにします。
スペイン海軍向けのハリアーIIはAV-8Bの前にEspañaのEを付け、EAV-8B マタドールⅡと呼ばれます。
なんでマタドール「II」?
実はスペイン海軍は初代ハリアーから運用しているのです。ちなみにこの時の名称はAV-8S マタドール。
マタドールⅡ導入に伴いタイ海軍に売却され、現在は博物館で見ることができます。
小噺は終わりにして進めます。
貼り終わり。とにかく地味。ラウンデルが無ければ地獄でした。
コートしたらウォッシング。やや汚めにしておきます。
ハリアーといえばこの汚れ。
エアブラシで直接吹いちゃいます。まずは薄めた黒。
続いて茶系を上から薄く重ねます。
最後にガルグレーを放熱板などにムラっぽく吹きつけたら終わり。
キャノピーの破砕コードはデカールが付属しますが、綺麗に複雑な形状で綺麗に貼れる未来が見えなかったので筆塗り。
といっても、このキットは内側に凸モールドで入っているので、筆でなぞれば色が乗ってくれるのでさほど難しくはないのです。
失敗しても修正できるように、念の為タミヤアクリルを使ってます。
ちなみに凹モールドの場合は薄めた水性塗料を流し込めば簡単です。
これで本体は完了したので小物類に着手。
久しぶりにパイロットを乗せる気になったので用意。
3年前に作ったレガホから流用。もちろんこのまま使うわけではありません。
リペイントして
ウォッシングとドライブラシ。
着席させると隙間が気になるのでちょこっとディテールアップ。マスキングテープでシートベルトを作ります。
ベルトを作る際は個人的にクレオスのマスキングテープを推します。というのも他のものに比べて表面がツルツルなので、塗ると質感がそれらしくなる(気がする)のです。
着色して終わり。
次はHUD
キットのままだとちょっと味気ない。キャノピーがデカくて良く目立つので何とかしたいところです。
というわけで透明プラ板を2枚立てて
黒でそれっぽく塗って、真ん中に2枚差し込みます。
エッチングとか使わなくてもそれらしくなる。
それらしくなるばっか言ってんなコイツ。
最後の工作にいきましょう。
パイロンが寂しい。揺れ留めが欲しいところです。
そこでトランペッターのMiG-29のパイロンランナーに付いてるコレを使用します。
ちょっと加工して取り付け。それらしく(3回目)なった気がする。
というわけで完成です。
吊るしものは無し。II +になれば資料がいっぱいあるんですが…
これをやりたかっただけでもある。
長い間構想はしてましたがようやく形にすることが出来て感慨深いです。
ハリアーII自体も初めて完成させたので、ようやく忘れ物を取り返した感じ。
キットはスタイルが良く、合い全体的に良好なんですが、ちゃんと組もうとするとそれなりに手はかかります。でも1000円でこれだけ楽しめるなら十分だと思いますね。
もう一機のハリアーも進めつつ今回はこれまで。
それでは。
1/72 EAV-8B マタドールII 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年5月4日
ハセガワのキットにCtAのデカールを合わせてスペイン海軍仕様にしました pic.twitter.com/A3q5W8SQLk
トランペッター 1/72 T-62 ERA
というわけでショウケンです。
今回はこちら
トランペッター 1/72 T-62 ERAを製作していきます。
要はT-62MVというやつですね。爆発反応装甲を取り付けたタイプ。
ちなみにこれまで同社の1/72T-62は2タイプ作っています。よく知ってるキットです。
サクサク組めるのでコツもへったくれもありませんが、一応何点かお話ししましょうか。
後ろの燃料タンクは側面が窪んじゃいます。ガッツリ盛ってゴリゴリ削るのが一番手っ取り早いですね。
ソ連名物の丸太はただの丸棒です。スケールを考えれば当然か。
でも少し寂しいのでナイフで適当に抉っていきます。
すると「丸太っぽい何か」が完成します。こだわる方はもっとちゃんとやりましょう。ぶっちゃけ取り付けちゃうとあんまり見えないけど。
というわけで組み終わり。
説明書でのERAの取り付け位置が雑だったので分かりやすいように撮っておきます。
これが合ってる保証はないけど。
ちゃちゃっと塗装いきましょう
361番からの
なんかいっぱい足しました。多分320と361がメインで126は少量だった気がする。
半ツヤでコートしてからアルコール落としをします。
水でシャバシャバに希釈したタミヤアクリルのバフをエアブラシで吹き付けて
乾かないうちにアルコールを浸した筆でビッシャビシャにします。
これが乾燥すると…
砂埃っぽくなり、溜まりやすい隅に残るようになります。この時点だとオーバーですが、再度コートしてウォッシングするとだいぶ落ち着きます。
足回りはウェザリングペーストの1と2を混ぜて溶剤で希釈したものを塗布。
というわけで完成。
ERA付きは初めて製作しましたがゴテゴテしてて良いですね。
低く構えたシルエットが非常にソ連らしい。
トラペT-62シリーズ揃い踏み。
奥から1962、BDD、ERA。
というわけでトランペッター 1/72 T-62 ERAでした。
非常にサクサク組める良キットです。言い忘れてましたが履帯は転輪と一体成型のスライド射出。既にロコ組みが出来てる状態です。
パパッとやれば週末で完成できるんじゃないですかね。
それでは。
トランペッター 1/72 T-62 ERA 完成しました! pic.twitter.com/04lWawx3cG
— ショウケン (@kn20154) 2020年4月20日
ハセガワ 1/72 J-35Ö ドラケン
というわけでショウケンです。
今回はこちら
ハセガワ 1/72 ドラケンを作っていきます。
定番外名作シリーズ筆頭。
セイバードッグと並んでここ最近はかなりの頻度で発売されています。
このパッケージはJ-35Öとなっており、オーストリアで運用された機体です。オーストリア空軍となってますが世傑だと陸軍航空隊となっています。どっち????
ちなみにJ-35Öとはスウェーデンで運用されていたD型を改修したもので、D型の初飛行は1960年ですが、オーストリアは1987年に運用開始、2005年に退役と他の国より期間がズレています。
さらに15年前まで飛んでたということもあり
資料が簡単に集まります。
Aviation Photo Search | Airliners.net
ここに落とし穴があるのです。
上に貼った機体のような背中のオレンジのクソデカナンバーがありません。
これは一体…
さらに調べてみると推測がつきました。
古い写真を探してみると
1988年撮影のものが見つかりました。観察してみると背中のナンバーがありません。
どうやら導入当初は背中のナンバーが無かった模様。世傑にも同じイラストが載っていました。
ちなみに今回調べた中でナンバー付きが確認できた最古の写真は1994年。
というか89〜93年の写真が見つかりませんでした…
というわけで今回はハセガワのデカールに合わせて、導入当初の姿にしましょう。
まずはコクピット。シンプルな構成。
ベルトは塗っただけです。
上下面の塗り分けはこんな感じ。インテークは入口から適当に5cmぐらい塗っとけば大丈夫でしょ。
ドーサルスパイン横にはエアスクープが付きますが、導入時のÖにはありません(晩年にレトロフィットする模様)。
大きなダボ穴があるので埋めておきました。
さてさて上下面を貼り合わせてノズル部分のパーツも付けて…
隙間。
そうです、ドラケンはかなり良キットなんですが唯一の難点がこの隙間。1mm近く開きます。
どこかがズレてるというのではなく、上面に合わせると綺麗なツライチになるので単純にノズル側のパーツ幅が足りてない。
全部パテ埋めはしんどいので
形状に合わせてプラ板を切り出して
付けます。
そんで機体に取り付け。さっきより明らかにマシになりました。
あとはパテで埋めれば問題なし。
そんな感じで組み立てが完了。
ちなみに今回はピトー管のみアフターパーツを使います。真鍮挽物2本入りですが、中古のジャンク扱いで330円。お得。
塗装いきましょう。
黒からの
305番からの
少し白加えてワントーンアップ。
上面の残りは306番。薄く2回吹けば十分。
下面の指示は338番でしたが明るすぎると判断したので、308番と白を1:1で混ぜて吹きました。ギア周りは全部8番。
ピトー管はメタルプライマーを吹いてから塗装。黄色と黒の幅はそれぞれ1mmでちょうど良さげ。
光沢でコートしてデカール貼り。枚数は少ないので楽です。
デカールをコートしてからサッとウォッシング。ウォッシングというかスミ入れぐらい。
これで後はつや消し吹いて完成…と言いたいところでしたが、あることに気づきました。
赤で示したところがパーツ分割で、ここでレドームの塗り分けだと思っていましたが、
なんか違くない?
完全に見落としていました。塗り分けラインは1本手前だったのです。
というわけで塗り直し。何とかリカバリーは出来たかと。
ちなみにデカールを貼ってる最中にも、機首の上下面の塗り分けがおかしいことに気付いて筆塗りで修正しています。
今回ポカミスがひどいぞ。
なんやかんやで完成。
ピトー管以外はストレート。素性の良さが光ります。
吊るしものは増槽2本。ノズル下に見える尾輪は試作機を経て追加されるようになりました。シルエットでなんとなく分かりますが、迎え角が大きいので擦らないようにするには必須ですね。ちなみに尾輪のタイヤのみ空気の入らないソリッドタイプらしい。
というわけでハセガワ 1/72 ドラケンでした。
定番外ではありますが今年(2020年)4月にもデカール替えが出ましたし、今後もちょいちょい再販がかかると思うので入手は簡単(のはず)。サクサク作れますので是非。
それでは。
ハセガワ 1/72 J-35Ö ドラケン 'オーストリア空軍' 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年4月15日
ピトー管のみ真鍮パーツに変えてます pic.twitter.com/5JBBZ6RMVn