人の金でプラモが欲しい

備忘録的なアレです

ハセガワ 1/72 AV-8B+ ハリアーII+

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というわけでショウケンです。

 

前回(https://kn20154.hatenablog.com/entry/2020/05/09/202107 )に続いて

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今度はⅡ+を作っていきます。

 

基本工作については前回と同じなのでほぼ割愛します。

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機首と本体の接合。若干分かりにくいのですが、やはり段差が出ました。IIに比べてⅡ+の方が段差が大きかったです。
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Ⅱ+はレガホに搭載されているものと同型のレーダーに換装したため機首が伸びました。これによりAMRAAMを運用できるようになったのです。

 

 

今回は載せませんけど。

 

センターパイロンを付けます。

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開口指示はありませんがちゃんと薄皮になっていますし、不要部品として用意されているので使います。ライトニングを吊るしたいので。

 

本体はあともう1箇所

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IIとII+ではLERXのパーツが異なります。取り付けてみると若干合いがよろしくないので、赤丸の箇所を軽く削っておきました。

 

吊るしものにいきましょう。

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やはりこれは載せたいなということで課金。

エデュアルドブラッシンのマーベリックです。

ほぼ改造なしで取り付けられます。

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ライトニングはアカデミーのF-16から。

これが本当にライトニングなのかは分かりませんが、どうせ隠れてよく見えないので気にしません。

 

GBU-38は同じくアカデミーのF-15Kから。

スナップフィットゆえのクソデカダボ穴がありますが、埋めてしまえばスタイル良好です。

 

あとはキット付属のサイドワインダーと増槽を付けてフル武装にします。

 

それでは塗装。

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黒。
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タイヤブラック。これは余計だったかも
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青みを出すためにジャーマングレーグラウ。
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上から305番。非常に分かりにくいですが、瓶生よりは少し青いです。

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下面はライトブルーと307番の混色。
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これにてエアブラシの工程終わり。

 

続いてデカール貼りですが

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カラカルを使います。これで現行仕様の塗装が作れるのです。

 

そんで実際貼ってみると…

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君なんか色違くない?

 

なんということでしょう。本来であればマーキングは下面のライトブルーと同じ色なのですが、カラカルのは見事なガルグレー。心が折れそうです。

 

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仕方がないので筆で上塗りします。

はっきり言って推奨できませんが、ラッカー塗料をデカールの上から塗ってます。

デカールが溶けるのでは?」という話なのですが、それはおっしゃる通り。

 

じゃあなんでそんなことを…という感じなのですが、ツルツルのデカールの表面に水性塗料を上塗りしても弾かれてしまいます。

 

ラッカー塗料で上塗りするとデカールの表面がジワジワ溶けます。そうすると表面が荒れて塗料がしっかりと定着するというわけです。

 

つい先ほど言いましたが推奨はしないのでやるなら自己責任で。

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そんなこんなでガルグレーを全て上塗りしました。多少のムラはウォッシングとかで気にならないレベルになるでしょう。

 

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というわけでウォッシング。いい感じに馴染んでくれました。

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排気汚れは前回同様。やや抑えめにしています。

 

今回もパイロットを乗せます。

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サムズアップしてる彼。

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今度は後席から機種転換。

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ヘルメットを塗り直しただけです。シートベルトはマスキングテープで再現。HUDの工作は前回参照されたし。

 

完成かと思いきや最後にトラップ。

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左右のガンポッドを繋ぐスロープ状のパーツがあるのですが、どう考えてもセンターパイロンと干渉します。まぁパイロン自体が不要パーツだったのに使ってるわけですから文句は言えませんが…

 

じゃあ実機はどうなってんの?

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付いてる。

どうなってんのこれ。

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仕方がないのでパイロンを斜めにカットしました。あとはライトニングを吊るしてしまえばさほど違和感はないかと。

 

 

というわけで完成です。

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遂に現行仕様のハリアーが出来ました。現行仕様といってもこのマーキングの部隊からは退役しましたけど。

 

VMF-211は太平洋戦争開戦直後のウェーク島の戦いにて、日本側の空襲を免れた4機のワイルドキャットで駆逐艦如月を撃沈するなど奮戦した功績から"Wake Island Avengers"という名前が付いています。

 

太平洋戦争終結後にVMA-211に改編し、スカイレイダー、スカイホーク、そしてハリアーと乗り継いできました。

 

2016年にハリアーが退役。F-35Bを擁するVMFA-211として生まれ変わったのです。

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マーベリックのシーカー部分はカットして、Ⅱ+では不要部品のX2を付けました。
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ライトニングが色々とスレスレだけどしゃーなし。

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というわけでハセガワ 1/72 AV-8B+ ハリアーII+でした。

キット代よりアフターパーツの方が4倍ぐらい費用がかかりましたが、長らく構想してたイメージを形に出来たので非常に満足です。

 

それでは。

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