ハセガワ 1/48 十二試艦上戦闘機
ユーミンの歌声が聞こえる
というわけでショウケンです。
今回はこちら
ハセガワ零戦シリーズのバリエーションである、十二試艦上戦闘機を製作していきます。
1/48で零戦といえばタミヤがベストキットですが、個人的にはハセガワの方がパーツ数が少ないのと、同じキットベースでバリエーションが展開しているので出来に差がないのが好きですね。
迷彩塗装パッケージの五二型のみ旧金型ですが、それ以外は全て同じです。
考証に関しては知りません。余計なことを言うと巻き込まれるので黙っておきます。
肩の力を抜いてサクッと零戦が作りたい!という方にはオススメです。
説明不要だとは思いますが十二試艦上戦闘機とは?
零戦の試作機です。
エンジンは「瑞星」を搭載し、プロペラは2枚、水平尾翼が低く取り付けられ、尾部が短くなっています。
歴史とかはその辺のサイトを漁ってください(無責任)
さっそく作っていきましょう。
十二試艦戦用にランナーが追加されています。
1号機、2号機を選んで製作できます。
まずは操縦席から
ファインモールドのシートベルトを持っていたので使います。軽め穴は開口。
細かいパーツを合わせても10パーツ程度しかないのですぐ終わります。試作機なのでウォッシングのみ。
キャノピーのマスキングには探照堂のカット済みシートを使って時短。
ただ手元にあったのが二一型以降用で、十二試/一一型は後ろのみフレーム形状が異なります。足りない箇所は自分でマスキングしました。
どんどん進めましょう。
1箇所のみ変更。
説明書ではヘッドレスト部分を付けない指示になっており、取り付けの穴も塞がっています。
しかし多くの方が指摘しているようにこの部品はあるということなので取り付けました。
そもそも機体がひっくり返った際に地面から操縦席を守るための支柱なので、試作機とはいえ無いってことはないでしょうね…
中身ができたので貼り合わせます。
全体の合いは良好です。主翼の付け根もぴったり。
さすがに完璧ではありませんが…
隙間が大きい箇所は伸ばしランナーを詰めて処理しました。
組み立てが終了したので塗装していきます。
128番単色
零戦の機体色は永遠に論争が続いていますが今回は指定色通りです。
このデカール、何とカルトグラフなんです。
中古で購入したキットですが何も問題なく貼れます。カルトグラフ最高(狂信者)
スミ入れはジャーマングレイであっさり。
機体は以上ですがついでに…
以前知り合いに頂いた、タミヤ零戦付属のフィギュアを塗ります。
結局タミヤじゃないか(呆れ)
というわけで完成です。
2枚プロペラが普通の零戦とはまた違った印象を与えます。塗料はパーカッションジュラルミンを使用しました。
お尻周りも見慣れた形とはちょっと違う。
貼り線には黒ストッキングを使用しています。
この機体から零戦は始まっていくと思うと感慨深いものがあります。
映画「風立ちぬ」を鑑賞済みだとより一層感じますね。
フィギュアはタミヤ製。
新橋などでランナーバラ売りもしているので、零戦じゃなくても立たせておくと雰囲気が出ます。
「ひと味違う零戦」ということでなかなか良い感じではないでしょうか。
このキットは限定版ですが2019年9月に再販があるということなので、今後も入手するチャンスはあると思われます。
それと1/72でファインモールドからも出ていますのでそちらも要チェック。
以上、十二試艦上戦闘機でした。
ハセガワ 1/48 十二試艦上戦闘機 完成しました! pic.twitter.com/DPVOT6UDYb
— ショウケン@十二試艦戦完成 (@kn20154) 2019年8月15日
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