アカデミー 1/72 F-4J
というわけでショウケンです。
今回はこちら
アカデミー 1/72 F-4JにロシアのCtAモデルというメーカーのデカールを使って、フェリス迷彩にしようと思います。
画家のキース・フェリスが考案したとされるスプリッター迷彩で、試験的に数機が塗装されたのみで正式採用はされませんでした。
早速作っていきましょう。
MCPでスナップフィットの本キット。本体が一発抜きです。
見えにくいですが緑の線がパーティングラインの位置。モールドに沿っているのでパッと見では分かりません。
(削ろうとすると厄介な場所)
まずはコクピット
後席コンソールパネル背面の肉抜き穴とピン跡は目立つので
埋めておきました。
まあ悪くないのでは。
続いてインテーク。
スナップフィットのためインテークベーンを差し込むと抜けなくなります。塗装に不便なので、ダボを切って少し擦り合わせをして後差しできるようにしました。
下面に接続用のベロが付いてますが、ここは塗装しておきましょう。
というのも、この箇所はインテーク内壁の一部にもなっています。
肩に空いている穴はキットのマーキングだと埋めることになりますが、今回はアレが付いている機体なのでそのまま。ちゃんとパーツは用意されているので差し込みます。
胴体と接続。他キットより合いはかなり良好ですが、やはり段差と隙間は出ます。
フィニッシャーズラッカーパテの出番。
削りやすくヒケが出にくいのが特徴。
ラッカーパテの比較については月刊モデルアート2019年11月号で記事書いてるのでチェック!エポパテもやってます。
それと気になる点が…
ノズルの片方が湯回り不良。幸い差し込むと目立たない位置にくるので今回はそのままですが。
そんなこんなで組み立て終わったので
真っ黒に塗装。リベットバチバチ。
実機写真を確認すると濃いグレーはかなり青味が強いので、514番ジャーマングレー/グラウを使います。
白をちょっと加えてワントーンアップ。
マスキング。スプリッターはMiG-29SMTで何度かやったことがあるのですが、ファントムの方が形状が複雑で意外と面倒。
文句垂れながら終わり。
2色目は13番ニュートラルグレー。
最後に325番。
下面はこんな感じ。
この後コートしていよいよデカール貼り。
CtAはロシアのデカールメーカーで、ニッチなラインナップで攻めています。
マーキングは今回使うフェリス迷彩やバックス、RF-4Bなどロービジファントムを網羅しています。また、ロービジ用のコーションマークも2〜3機分同封されていています。今回はコーションマークは使わないので丸々余るという…
というわけでデカール終わり。
ズベズダやベゲモトと同じ感じで、貼った直後はフィルム感がありますが乾燥するとよく馴染んで艶消しになります。強度も十分あるので、使い勝手は良いです。
この後ウォッシングして完成といきたいところですが…
スナップフィットゆえにダボがかなりキツめになっています。特に脚回りはそのままだと入らないので、短くしたり斜めにカットしたりしました。
そして前脚は無理に差し込んだら角度がおかしくなってしまい、最後の最後に修正することに…
色々といじって脚カバーの接続も変えました。
フェイスカーテンハンドルは付属しないのでハセガワから移植。
キャノピー上部に付くミラーもパーツが無いのでハセガワから移植。
ドタバタしましたが完成。
分かっていましたがクソカッコいいですねこの塗装。
せっかくなので(?)スパローとサイドワインダーは4本ずつ搭載。Tu-95をインターセプトしてる写真もありますしね。
決して穴を埋めるのが面倒だったわけではない。
TERも付けちゃいました。
というわけでアカデミー 1/72 F-4Jでした。
中々良いキットだと思います。組み立てる手間で言えばハセガワよりはかなり少ないです。
それとCtAのデカールも問題なかったですね。ハリアー用も買ってあるので近いうちにやりたいなと思っています。
それでは。
アカデミー 1/72 F-4J 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年3月21日
CtA( @CTA_Decals )のデカールを使用してフェリス迷彩にしました pic.twitter.com/pUZIFvgEjX
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