ソウルADEX2019その1
というわけでショウケンです。
今回はソウルADEX2019に参加してきました。
そもそもソウルADEXとは、韓国の防衛産業の見本市のことで、日本の国際航空宇宙展のようなものです。
そこに、韓国空軍や在韓米軍が集結して航空祭もやる、というイメージですね。
0時過ぎに羽田を発って朝4時半に仁川到着。うまく寝付けずオールです。
入国審査が列整理はガバガバだし審査官によって所要時間が破茶滅茶で苦労しました。僕の並んだ所は死ぬほど愛想の悪い方で「とっとと行け」と言わんばかりで、そこはある意味スムーズでした(?)
会場ゲート前。
日本の航空祭では考えられないほどガラガラです。セキュリティーチェックをざっと済ませていざ出陣。
入り口には韓国陸軍の各車両が展示しています。ベタベタお触りし放題。
なおT-80はいなかった模様。
はいドーンとヘリ集合。
やはり気になるのは
HH-32
Ka-27の輸出型です。
カモフといえば二重反転。生では初めて見ましたがとにかく高さがあります。
塗装し直されてはいますがやっぱり元ロシア。
プロペラのコーションがキリル文字だったり…
コクピット内部はよく分からん青色をしています。
たまらん。
続いてはF-15K
日本から一番近いストライクイーグルです。
キャノピーが空いてタラップまで用意されてるということは…
写真が撮れます。
こんな写真も撮れます。最高か。
会場にはもう一機F-15Kがいました。
こちらはキャノピー閉
それだけではありません…
エンジンがF110!!!!!!!!!
そもそもF-15Kは第一次納入分はエンジンをライセンス生産してF110を搭載し
第二次納入分はアメリカで生産したものを輸入したので、こちらはお馴染みF100です。
F-15Kでの割合で言えばF110搭載の方が6割を占めているのですが、何故か航空祭等で出てきません。前回のADEXでもF100でした。何か問題でもあるのか…
と思われていた中でのF110搭載機も展示!
テンション爆上がりです。
細部をバシャバシャ撮りましたが後で個人的に使います。
こちらはKF-16
と言っても
お馴染みのIFFアンテナ基部出っ張りのブロック52ではありません(写真は2年前)
塗装で違った印象がありますが、ノーマルのブロック32の方です。多分レア。
こちらは世界で最もオリジナル状態に近いF-4E。
吊るし物がAIM-9P
年代物。
「座っちゃダメだけどバシバシ撮ってええよ」とのことでバシバシ撮影。
ありがてえ。
さてこちらは2年前のシャークマウスF-5E
これだけでも感動したのですが何と今回は…
レドームが通常版のF-5Eが来ました!
最高ですわ〜
ちなみに今回は用廃機×2もあり合計3機のF-5Eが展示されました。
こちらはコクピットに座れます。
思ったより狭くはない。
そしてF-35A
塗装がシンプルになったのは初めて見ました。作るのは楽そう。見栄えは…ナオキです。
韓国空軍創設70周年とのことで、こんな機体も…
恐らく普段は戦争博物館に展示されているハチロクです。フル武装。
そして初代戦闘機、マスタングです。
非常に良き。
そして70年後に出てきたのがこちら
次期国産戦闘機のKF-Xです。
2年前は模型の展示でしたがモックアップになっても外形に大きな違いはないですね。順調そうです。
4.5世代あたりとのことなのでステルス性はそこまで追求してない様子。
ダクトが目立ちます。
ちょっと驚いたのはミサイルが半埋め込み式だったことですかね。
シルエットはステルスっぽいですが、手堅い設計で今後もスムーズに開発は進むと思います。2年後の次回では試作機が出来てる可能性もありますね。エンジンはF110だし。
プラモ化したら他のステルス機より見所がたくさんあるので是非そちらの方も早急に…
そしてこんな機体も
HS-748
HSはホーカーシドレーの意味です。
見た目からしてYS-11とそっくりですがそれもそのはず、エンジンが同じです。完成したのはこっちの方が先。つまりYS-11の先輩です。
ちなみにこの機体、政府専用機としてバリバリ現役……え?
使用用途はVIP輸送とありました…大丈夫なん??
凸モールドびっしり。
続いて米軍
米陸軍のチヌーク。単色もカッコいい。
A-10はちょっとお腹いっぱいなのでスルー。
KC-135R
こんな写真横田じゃ撮れないですね。
朝イチのADEXだからこそのガラガラ具合。
こちらはE-3
西日を浴びて光っております。
厳密に言えばちょっと違いますが同じ機体からの発展。
次は…
MQ-1!?死んだはずでは…
ではなく、米陸軍のMQ-1C
初めて見ました。
というわけで長くなりましたが地上展示編です。
この他にもまだまだ見所さんはありますが割愛。
次は展示飛行をまとめる予定ですので一旦ここで締めます。
以上、ショウケンでした。