アカデミー 1/72 F-15K
というわけでショウケンです。
今回はこちら
アカデミー 1/72 F-15K スラムイーグルを組んでいきます。
実は一度作ったことがあります。何回も組みたくなる良キット。
今回はソウルADEX2019にて展示されていたF110搭載仕様にします。
ADEXについてはこちら
早速やっていきましょう。全体の合いは極めて良好なのでサクサク組めます。なのでポイントを絞って解説。
まずはコクピットですが、イーグルといえば内部はエアクラフトグレーでコンソールが黒というイメージがあります。
しかし、
実際に生でKのコクピットを見たところ
どう見ても真っ黒にしか見えません。
というわけでその通りにします。
スイッチ類は出っ張っているので簡単に塗り分けられます。シートははっきり言って似てませんが目立たないので見逃しましょう。
続いてインテーク
言い忘れてましたがこのキットはMCPでスナップフィットとなっています。
主翼上面パーツの裏面(ややこしい)に付いてるダボ4つを切り飛ばします。こうすることでインテークを後から差し込みやすくなります。
内部の塗装について
下面
上面
インテーク内部
黒く塗ったところが機体色になります。意外と複雑に入り組んでいて、一部塗り忘れが起こりやすいので注意。
機体色は305番、内部は316番。
さっき後差しすると言ったインテークは赤く示した箇所をカンナがけなどで削っておき、側面のダボは切り飛ばします。これで完了。
今度はエンジン
今回はF110搭載機です。
生で見た時どれだけ嬉しかったか…
とりあえずイメージはこんな感じ。
ここで一点。
ノズル内部パーツと上下面の無塗装箇所を合わせると、上下面ともに赤丸の箇所がノズル内部の一部となります。つまりここも塗る必要があると。
終わり。
ノズルはそのままはめようとするとキツいので、左右を削っておきます。
最後にラックの加工
JDAMが合計12発付属しており、全て取り付ける前提のダボになっています。今回は搭載しないので切り飛ばします
が、
そのまま切ると実感を損ねるので工夫します。
まずは揺れ留めに刃先を合わせて縦に切ります。
次に横からナイフで揺れ留めに当たるまで切ります。
これがもう片方も終わった状態。残った赤丸の箇所を切り飛ばします。
処理完了。見栄えが良くなりました。
どこかの工程で切りすぎると取れちゃうので注意。最悪全部切り飛ばして自作してもいいいですけど。
それでは塗装
黒。
305番。
白加えてワントーン上げて細部も塗って光沢でコート。説明雑。
ノズルは地獄のマスキング。
終わり。
イメージはこんな感じ。イメージというか実機だけど。
デカール貼りいきましょう。
カルトグラフデカール。本体のデカール量はそこまででもないんですが、パイロンや小物類で時間がかかります。
今回は4号機。キットには001と047が入っているので組み合わせれば出来ちゃいます。
デカールをコートしてサッとウォッシング。
アップしてもらえれば分かりますがリベットバチバチです。
小物類も仕上げちゃいましょう。
スナイパーのガラス面はクリアパーツになっているので偏光フィニッシュを貼って
上部に付くセンサーは銀で塗った後
スモークグレーを重ねました。
組み合わせてた状態。いい感じ。
それでは完成。
HUDにも偏光フィニッシュを貼っています。
個人的にはこれが複座イーグルのキャノピー形状が1番似ているキットだと思いますね。後ろ絞りすぎかな?とも思ったんですが
生で見ると実機もかなりぐーっと絞っていてアウトラインをよく捉えています。
というわけでアカデミー 1/72 F-15K スラムイーグルでした。
これまでは個人輸入か小売店独自ルート仕入れだけでしたが、インターアライドが国内代理店として取り扱いを始めたので比較的容易に入手できるようになりました。非常に組みやすいキットなので是非。
それでは。
アカデミー 1/72 F-15K スラムイーグル 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2020年4月6日
昨年のソウルADEX2019展示機仕様にしました pic.twitter.com/uL6UEfeZGb