エアフィックス 1/72 バッカニア S.2C
というわけでショウケンです。
今回はこちら
遂に大本命から発売されたエアフィックス 1/72 バッカニア S.2Cを製作していきます。
1/72バッカニアはこれまでエアフィックスが1960年と1989年に、マッチボックスが1974年にキット化しています。
…まぁ今の目で見てしまうと厳しいですね。
そもそも形が複雑すぎるバッカニアさんサイドにも問題がある。
ちなみに1/48はエアフィックス、そしてタミヤが1/100でも出していました。
そんな中、エアフィックスが完全新規でリリース!
第一報が出た時点でベストキットなのは確定していましたが果たして新生バッカニアの実力とは。
まずはコクピット
コンソールはデカールで再現。ストレス無く組めます。塗装は337番。
次は胴体ですが、上面のコクピットブロックとの接続箇所は同じく塗っておきましょう。
エンジン周りを組みます。
まず内壁とフィンを付けて
左右一体化したノズルを取り付ければ
ギアベイから見えるエンジンの出来上がり。簡単。
こっちはインテークですが合わせ目が目立つので処理しておきたいところ。
こうして機首と胴体とお尻を合体させると
もう出来た。
簡単すぎないかい???
言い忘れましたが機首には重りを入れておいた方が良いです。
ただ一点だけ、水平尾翼の合いはよろしくないので処理しました。
バリエーションを考えた分割が随所にあるんですが、ここだけちょっと精度がアレでした。他は完璧です。
特徴的な増槽は3パーツ構成。
後は合わせ目処理したら終わり。
というわけで組み立て完了。
内容が薄いのは重々承知していますが
書くことないんです。
本当にサクサク組めて、これといったポイントもないんです。説明書通りで大丈夫。
塗装しましょう。
まずはディープオーシャンブルーで下地。F-2の濃い方の色です。
エクストラダークシーグレー+ディープオーシャンブルー+キャラクターホワイトで終わり。
実はエクストラダークシーグレーを一度吹いたんですがもっと青みが欲しくなったので混色しました。
意外と細かい塗り分けが面倒。
次はデカール。
迷いましたがやっぱりファントムと並べたいのでアークロイヤルで。まだ作ってないけど。
さっとスミ入れ。
さてバッカニアといえばお尻のエアブレーキがチャームポイントです。
これも良く出来てる。
開口すると面倒なので、エナメルのフラットブラックを塗って
溶剤ではみ出しを拭き取りました。
組み立て
少ないパーツ数で実感たっぷり。
内部のシリンダーも再現されています。
これを取り付けると…
興奮してきたな
非常にテンションが上がります。
最後の組み立てでちょっと気になる点が
前脚には大きなダボ穴があり、ここにはライトが付きます。パーツも用意されています。
ですが説明書には取り付け指示がありません…これはどういうことだ?
そこで調べてみると、どうやら海軍型は付いていなかったようです。空軍型や湾岸戦争の頃には付いてる。
それから有識者によると、当初は付いていなかったが最終的にレトロフィットさせたらしいとのこと。
70年代当時はライトは無かった、という結論に至りました。
…埋めるか。
完了。
主脚はそのまま付けるとかなり内股気味になっていたので、赤丸の箇所にプラペーパーを貼って角度を調整しました。
最後にコクピットにパーツを組み込みます。
後席にはシールドが付いています。フチはグレーのフレームがあるっぽいので塗装。赤丸のゲート跡が気になるところですが、隠れるのでそのままで問題ないです。
装着。シートの出来は良いのですがフェイスカーテンハンドルが省略されているので、ハセガワのファントムから持ってきました。
というわけで完成。
キャノピーは閉じると固定できるので接着していません。
めちゃくちゃ良いです。ありがとう…それしか言う言葉がみつからない
組み立ては何も問題なし、簡単に最高のバッカニアが手に入ります。
バリエーションも期待できますので湾岸戦争時の機体も作りたいですね。2019年12月時点ではアナウンスないですが、ファントムと同じ感じであれば出るでしょう。というか出す気満々の分割です。
細かい部分の考証は詳しくないので分かりませんが、作っててとにかく楽しかったです。
それでは。
エアフィックス 1/72 バッカニア S.2C 完成しました!
— ショウケン (@kn20154) 2019年12月19日
今週末の #神展3 に持っていきます pic.twitter.com/LwNS9LaG7u
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